ミャンマーに記者釈放訴え 米下院が決議採択

ミャンマーのヤンゴンの裁判所を出る、ロイター通信の記者2人(前後列の中央)=8月20日(ロイター=共同)

 【ワシントン共同】米下院本会議は13日、ミャンマーで昨年12月に拘束されたロイター通信のワ・ロン記者とチョー・ソー・ウー記者の釈放を訴える決議を採択した。

 決議は両記者の訴追を「不当だ」と非難し、アウン・サン・スー・チー国家顧問兼外相らに両記者や他のジャーナリスト、政治犯を釈放するよう求めた。ミャンマーでのイスラム教徒少数民族ロヒンギャ迫害を「ジェノサイド(民族大量虐殺)」と指摘し、実態を調査する記者らが弾圧されていると懸念を表明した。

 ワ・ロン記者らはロヒンギャに関する極秘資料を警察から不法入手したとして拘束され。


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