2018年12月14日 23:47 | 無料公開
三井住友フィナンシャルグループの太田純副社長
三井住友フィナンシャルグループ(FG)が、太田純副社長(60)を社長に昇格させる人事で最終調整していることが13日、分かった。国部毅社長(64)は会長に就く。来年4月1日付。トップ交代で若返りを図り、経営の効率化やコスト削減など業務改革を進める。
太田氏は旧住友銀行出身で、最高財務責任者(CFO)も兼務しており、国部氏が進めたグループ再編や経営基盤の強化を支えた。
今回の人事によって三井住友FGの会長、社長はいずれも旧住友銀の出身者が占めることになる。従来は旧三井銀行出身者と首脳ポストを二分してきたが、今後は旧住友銀の影響力がより鮮明になりそうだ。