東証続伸、終値は213円高 米中対立の緩和期待や中国株高で

東京証券取引所=東京都中央区日本橋兜町

 13日の東京株式市場は、企業業績の重しになる米国と中国の通商対立が緩和するとの期待感から買いが優勢となり、日経平均株価(225種)は続伸した。中国株高も好感された。終値は前日比213円44銭高の2万1816円19銭で、約1週間ぶりの高値だった。

 東証株価指数(TOPIX)は10・04ポイント高の1616・65。出来高は約13億3200万株。

 中国政府が製造業の長期戦略「中国製造2025」の見直しを検討していると伝わった。中国が米国産大豆の購入を再開したとの報道もあり、米中貿易摩擦の解消に向けて中国が譲歩姿勢を示し始めたとの見方が広がった。


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