2018年12月12日 18:39 | 無料公開
寄付金の詐取を目的としたとみられる「ふるさと納税」の偽サイトが相次いで見つかった問題で、福岡県内の自治体の返礼品を掲載した複数の偽サイトが海外のサーバーに開設されていたことが12日、捜査関係者への取材で分かった。同県嘉麻市の被害を捜査中の県警が確認した。
県はこれまでに、県内16市町村の返礼品が無断掲載された複数の偽サイトを確認した。捜査関係者によると、県警がこれらのサイトを調べたところ、米国などの海外サーバーを使っており、既に複数のURLを警察庁に報告した。警察庁はウイルス対策ソフト事業者などと連携し、サイトが安全でないことを示す警告文を表示させる。