東証続落、8カ月半ぶり安値 英政局混乱、米中対立懸念

日経平均株価の動き

 11日の東京株式市場は国際情勢の先行き不透明感から売り注文が優勢になった。日経平均株価(225種)は続落し、終値は約8カ月半ぶりの安値を付けた。東証株価指数(TOPIX)は今年の最安値を更新した。欧州連合(EU)離脱を巡る英政局の混乱や通商問題で対立する米中の関係悪化が懸念された。

 平均株価は前日比71円48銭安の2万1148円02銭で取引を終えた。TOPIXは14・50ポイント安の1575・31で、終値として2017年5月末以来の低水準。出来高は約14億7600万株。

 平均株価は一時100円超下落した。


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