北海道知事選、夕張市長で調整 自民道連、高橋氏後継

北海道夕張市の鈴木直道市長

 自民党北海道連が来春の道知事選で鈴木直道夕張市長(37)を擁立する方向で調整に入ったことが11日、分かった。複数の関係者が明らかにした。現在4期目の高橋はるみ知事(64)は来夏の参院選にくら替えし、その後継候補となる見通し。

 関係者によると、道連会長の吉川貴盛農相と会長代行の長谷川岳参院議員が、他に知事選候補として浮上している国土交通省の和泉晶裕北海道局長(57)が出馬に否定的なことなどを理由に、鈴木氏を擁立する方向で調整を進めている。

 14日に都内で開かれる党道連の会合で道議らに理解を求めるとみられるが、鈴木市長の若さなどを理由に、否定的な声もある。


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