ドイツ寛容路線、必要なら転換 難民政策で与党新党首

キリスト教民主同盟のクランプカレンバウアー党首(ロイター=共同)

 【ベルリン共同】ドイツのメルケル首相の後継者とされ、保守与党キリスト教民主同盟(CDU)の新党首に就いたクランプカレンバウアー氏が、寛容な難民政策など前党首のメルケル氏が進めてきたリベラルな政策について、必要な場合は変えていく考えを明確に示した。10日付のドイツ各紙が報じた。

 来年1月、CDU幹部や専門家を交え、難民政策や国内の治安対策に関する会議を開くという。

 クランプカレンバウアー氏は今月7日の党首選で、メルケル氏を批判する保守派の元党幹部メルツ氏に競り勝った。


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