機長飲酒で再発防止策を提出 スカイマーク、新型機器の導入も

再発防止策をまとめた報告書を国交省に提出するスカイマークの市江正彦社長(右)=22日午後、国交省

 スカイマークは22日、羽田発札幌行きの米国人男性機長(49)が14日、乗務前の呼気検査でアルコール反応が出て交代し、出発が遅れた問題に関し、同社としての再発防止策をまとめた報告書を国土交通省に提出した。検査方法を社内で徹底することや、記録保存のため新型機器の導入、アルコール教育の充実を図るとしている。

 市江正彦社長は提出した際「お客さまにご迷惑をお掛けした。二度と起こさないようにしたい」と不祥事を謝罪。機長は現在、乗務停止になっており、今後上司を含め処分を検討している。


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