81万の光、冬の札幌を彩る ホワイトイルミネーション開幕

札幌・大通公園で始まった「第38回さっぽろホワイトイルミネーション」=22日夜

 冬の札幌の夜を華やかな光で彩る「第38回さっぽろホワイトイルミネーション」が22日、市中心部の大通公園などで始まった。約81万個の発光ダイオード(LED)電球が輝き、街は幻想的なムードに包まれた。

 大通公園には、紫色のライラックの花をモチーフにした高さ約8メートルのオブジェや、光の回廊が設置された。気温1度と冷え込み、雪が降りだした午後5時ごろ、電飾が一斉に点灯すると、集まった家族連れやカップルから歓声が上がった。

 婚約者と訪れた北海道釧路市の会社員近藤慎也さん(34)は、オブジェを眺め「とても幸せな気持ちになった」と笑顔だった。


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