脱税企業から献金20万円 自民中根氏側に

 自民党の中根一幸内閣府副大臣が代表を務める党埼玉県第6選挙区支部が、脱税事件で今年4月に有罪判決を受けた東京都豊島区の太陽光発電関連会社から、昨年6月に20万円の献金を受けていたことが、22日付で公表の同支部の政治資金収支報告書で分かった。

 中根氏の事務所は取材に、寄付の時点では事件を知らなかったとして「弁護士らと相談し、対応を検討する」とした。会社側は献金について「担当者がおらず、分からない」としている。

 中根氏は05年に衆院議員に初当選し、現在4期目。外務副大臣などを歴任した。寄付を受けた当時は自民党の国土交通部会長を務めていた。


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