GDP、2社が鈍化見通し 19年度、中国経済減速で

 野村証券、大和総研、SMBC日興証券の2018年度、19年度の日本経済見通しが21日、出そろった。中国経済の減速などを背景に野村証券と大和総研は、19年度の実質国内総生産(GDP)成長率は18年度より鈍化すると予測。一方でSMBC日興証券は成長率が高まるとして見方が分かれた。下振れのリスクに関しては、19年10月の消費税増税をそれぞれ挙げた。

 18年度の実質GDP成長率は野村証券が前年度比0・8%、大和総研とSMBC日興証券はそれぞれ1・0%と予測。19年度は野村証券が0・6%、大和総研が0・8%、SMBC日興証券は1・2%と見通した。


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