「選挙引きずっている」 麻生氏発言に北九州市長

北橋健治北九州市長

 北橋健治北九州市長は21日の記者会見で、麻生太郎副総理兼財務相から街頭演説で「人の税金を使って学校(国立大)に行った」と批判されたことについて「(麻生氏が支援する候補が落選した2007年市長選の)気持ちを引きずっている」と指摘した。具体的な反論はせず「ご意見として承っておく」と述べた。

 北橋氏は東大卒。07年の市長選で、麻生氏が選対本部長を務めた候補を破り初当選した。「相当に激しい戦いだったが、気持ちを引きずっている人がいるというのが改めて分かった」と語り、選挙戦のしこりだとの見方を示した。


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