2018年11月19日 17:00 | 無料公開
週明け19日の国債市場は、長期金利の指標である新発10年債(352回債、表面利率0・1%)の終値利回りが前週末より0・010%低い0・090%だった。節目の0・1%を割り込んだのは8月28日以来で、約3カ月ぶりの低水準となった。
米長期金利の利上げペースが鈍化するとの観測が広がり、日本国債が買われて利回りが下がった。米中貿易摩擦など、世界経済の先行き不透明感も投資家のリスク回避姿勢を強め、相対的に安全な資産とされる国債の買いにつながった。
大阪取引所10年国債先物の中心限月である12月きりは16銭高の151円11銭。