長期金利低下0・095% 3カ月ぶり0・1%割れ

 週明け19日午前の国債市場は、長期金利の指標である新発10年債(352回債、表面利率0・1%)の利回りが前週末終値より0・005%低い0・095%だった。取引時間中に0・1%を割り込んだのは8月下旬以来約3カ月ぶり。

 米長期金利の利上げペースが鈍化するとの見方が反映した。米中貿易摩擦に対する懸念が投資家のリスク回避姿勢を強め、相対的に安全な資産とされる国債が買われて利回りが下がった。

 大阪取引所10年国債先物の中心限月である12月きりは08銭高の151円03銭。


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