福岡市長に高島氏3選確実 新人との一騎打ち制す

高島宗一郎氏

 任期満了に伴う福岡市長選は18日投開票の結果、無所属の現職高島宗一郎氏(44)=自民支持=が、無所属で共産党市議団事務局長の新人神谷貴行氏(48)=共産推薦=を破り、3選を確実にした。

 2期8年の高島氏の市政運営に対する評価が争点で、高島氏が高い知名度を生かして終始優位に選挙戦を進めた。

 高島氏は、市税収入が5年続けて過去最高を更新したなどとして実績を強調した。経済を成長させ、子どもや高齢者の生活の質を上げると訴え、広く浸透した。

 自民党は投開票の3日前に高島氏支持を決め、麻生太郎副総理兼財務相が応援に駆け付けるなど、安倍政権との緊密な関係を訴えた。


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