大卒就職内定率、77・0% 10月時点、96年以降最高

大手企業の採用面接に並ぶ学生たち=6月1日、東京都内

 来春卒業を予定している大学生の10月1日時点の就職内定率は前年比1・8ポイント増の77・0%で、調査が始まった1996年以降、この時点では最高となったことが16日、文部科学、厚生労働両省の調査で分かった。両省は、景気が好調で企業の採用意欲が高いことや、就職活動の早期化が背景にあるとみている。

 今春卒業した大学生の4月1日時点の就職率は過去最高の98・0%だった。来春卒業の大学生も最終的には同様に高い水準の就職率になるとみられる。両省は大学やハローワークを通じ、内定を得ていない学生の支援を続ける。


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