東電原発所長が市長に謝罪、新潟 柏崎刈羽ケーブル火災

新潟県柏崎市役所で東京電力柏崎刈羽原発の設楽親所長(手前)から説明を受ける桜井雅浩市長=16日午前

 東京電力柏崎刈羽原発(新潟県柏崎市、刈羽村)で1日にケーブル火災が起きた際、東電から地元への情報伝達に不備があった問題で、同原発の設楽親所長が16日、柏崎市役所を訪れ、桜井雅浩市長に「市民をはじめ多くの方にご心配をお掛けしたことを改めておわびする」と謝罪した。

 桜井氏は「このような形で説明を受けることになり残念だ」と話した。

 火災を巡っては発生当初、火元の情報が交錯したり、一報を知らせる地元自治体へのファクスが遅れたりした。

 設楽所長は原因究明などの時期を「来年1月中をめど」と示したが、桜井氏は「なぜそこまで時間がかかるのか」と疑問を呈した。


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