東証、午前終値2万1690円 半導体に売り注文広がり続落

東京証券取引所

 16日午前の東京株式市場は、半導体など電子部品の需要先細りを懸念した関連銘柄への売り注文が広がり、日経平均株価(225種)は続落した。朝方は前日の米国株高を好感した買いも入ったが、上値は重かった。

 午前終値は前日終値比112円71銭安の2万1690円91銭。東証株価指数(TOPIX)は10・18ポイント安の1628・79。

 前日のニューヨーク株式市場は、米中貿易摩擦の緩和観測を背景に、ダウ工業株30種平均が5営業日ぶりに上昇し、東京市場でも投資家心理を明るくした。

 一方、買い一巡後は上値の重さが意識された。


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