2018年11月15日 21:07 | 無料公開
ドローン(右上)で撮影し、映し出された高画質映像(左上の大型ビジョン)=15日午後、仙台市の野球場「楽天生命パーク宮城」
来年10月に携帯電話事業に参入する楽天モバイルネットワークは15日、野球場「楽天生命パーク宮城」(仙台市)で、高速大容量の第5世代(5G)移動通信システムを使い、ドローンで撮影した高画質な映像を大型ビジョンに伝送するなどの実証実験を行った。
5Gはあらゆる機器を通信でつなぐ「モノのインターネット(IoT)」など幅広い分野で活用が期待され、同社は2020年春の導入を目指す。
実験では、この日のために球場に臨時設置した基地局から出る電波を使った。上空からドローンが撮った観客席の女性の映像をリアルタイムで大型ビジョンに送信し、鮮明に映し出した。