2018年11月15日 13:32 | 無料公開
15日午前10時35分ごろ、三重県紀北町の紀勢自動車道下り線で、走行中の観光バスの男性運転手(46)がトンネル内で突然意識を失った。県警高速隊によると、乗客が代わりにブレーキをかけ、トンネル内で停車させた。乗客33人と添乗員1人にけがはなかった。運転手は救急搬送時に意識を回復し、命に別条はないという。
トンネルの入り口付近で運転席からうめき声を聞いた乗客が、運転を交代。別の乗客が110番した。紀勢道は海山インターチェンジ(IC)―尾鷲北IC間で一時通行止めとなった。
バスは、浜松市の貸し切りバス事業者「ラビット急行」が運行していた。