2018年11月15日 14:12 | 無料公開
インドネシアの海岸にたまったプラスチックごみ=4月(ロイター=共同)
【シンガポール共同】安倍晋三首相は15日の東南アジア諸国連合(ASEAN)プラス3(日中韓)首脳会議で、深刻な海洋汚染につながるプラスチックごみの削減に向けて協力する考えを表明し、行動計画を提言した。
行動計画によると、日中韓3カ国が連携し、ASEAN各国の廃棄物処理能力の向上を支援。インドネシアやタイで来年開かれる環境関連会合などを活用し、自治体や市民、企業の意識向上を図る。プラスチックごみが海の生物や生態系に与える影響について、各国が進める研究も促進する。
来年3月に、海洋ごみに関するASEAN各国の閣僚級会合を開催することも提案した。