米とASEANの首脳会議を開催 ペンス氏「揺るぎない関与」表明

 【シンガポール共同】米国と東南アジア諸国連合(ASEAN)の首脳会議が15日、シンガポールで開かれた。トランプ大統領の代理として出席したペンス副大統領はASEAN諸国を含めたインド太平洋地域への米国の「揺るぎない永続的な関与」を表明した。

 ペンス氏は会議冒頭「インド太平洋に帝国の居場所はない」と強調し、名指しを避けつつも覇権主義的な拡張を続ける中国をけん制した。

 今月アジアで開かれる一連の国際会議にトランプ氏が欠席を決めたことで、関係国からは「米国のアジア軽視」がささやかれる。中国の影響力が拡大する中、ペンス氏は巨額のインフラ支援策を説明した。


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