米国防長官、メキシコ国境視察 中米移民が続々到着

メキシコ国境での米軍の活動状況について説明を受けるマティス国防長官=14日、テキサス州ドナ(ロイター=共同)

 【ロサンゼルス共同】中米諸国から米国を目指している移民集団の北上を受け、マティス米国防長官が14日、メキシコと国境を接する南部テキサス州マッカレン近くの国境地帯を訪れ、現地に派遣された米軍の活動状況などを視察した。解任が近いと伝えられるニールセン国土安全保障長官も同行した。米メディアが報じた。 

 マティス氏の現地視察は、トランプ政権が10月下旬、移民集団に対抗するため国境地帯に米軍約5200人を派遣すると発表して以来初めて。不法入国を拒否する政権の強硬姿勢を改めてアピールする狙いがありそうだ。


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