岡山・真備で電飾点灯式 被災病院に復興の光

西日本豪雨で浸水した「まび記念病院」のイルミネーションの点灯式に参加した保育園児ら=14日夕、岡山県倉敷市真備町地区

 西日本豪雨で浸水した岡山県倉敷市真備町地区の「まび記念病院」で14日、復興を願うクリスマスツリーが外壁に飾られ、点灯式が行われた。

 午後5時すぎ、高さ約9メートル、1400個の発光ダイオード(LED)電球を使用したイルミネーションが鮮やかに輝き始めると、集まった住民から歓声が湧いた。

 この日の式には市内の保育園児や大学生も参加。歌や金管楽器の演奏を披露した。自宅が被災した同地区の主婦(40)は「真備町が復興できるよう、希望の光になってほしい」と涙ながらに話した。

 毎日午後5〜9時、来年2月28日まで点灯する。


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