東京五輪、国連と推進協力 スポーツで平和や国際貢献

基本合意書に署名した国連のスメイル事務次長(左)と東京五輪・パラリンピック組織委の武藤敏郎事務総長=14日午後、東京都港区

 2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は14日、スポーツを通じて国連が掲げる持続可能な開発目標(SDGs)の達成に推進協力することで国連と基本合意書を締結した。東京都内で行われた署名式で、国連のスメイル事務次長は「スポーツは個人や社会に強い影響力を及ぼすと理解している。スポーツが平和や持続可能な開発に貢献できる力を認識してきた」と東京の取り組みにも期待感を示した。

 SDGsは地球規模の貧困や飢餓の撲滅、気候変動対策、資源の有効活用、男女平等の実現など17分野で30年までに達成すべき国際目標を設定している。


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