日本陸連が市民レースを統括 安全確保、データ提供も

 日本陸上競技連盟は13日、市民レースを統括、支援する新企画「JAAF RunLink(ランリンク)」の発足を発表した。加盟レースの運営を支援し、大会の価値と安全の向上に努める。各レースの参加者のデータを一元化し、賛助する企業・団体に提供して商品やサービスの開発につなげる仕組みもつくる。

 日本陸連は、近年拡大する市民ランナーの取り込みが大きな課題だった。ランリンクは約900万人とされるランニング愛好者を2040年までに2千万人に増やすことを掲げ、環境整備を目指す。スポーツ庁、経済産業省が後援し、経団連も協力する。


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