プラごみ戦略案を了承 中環審小委、レジ袋有料化

海に浮かんだ大量のプラスチックごみ(米海洋大気局提供)

 中央環境審議会は13日、プラスチックごみ削減に関する小委員会で、レジ袋有料化の義務付けや、ペットボトルなど使い捨てプラスチック排出量の2030年までの25%削減を盛り込んだ環境省の「プラスチック資源循環戦略」案を了承した。排出削減の比較対象となる基準年は、産業界の異論などに配慮して明示しなかった。

 パブリックコメント(意見公募)を経て、来年3月までに正式決定し、6月に大阪で開催する20カ国・地域(G20)首脳会合で政府方針として打ち出す。

 レジ袋有料化での中小・零細業者の扱いは今後調整するが、コンビニは義務化対象となる見通しだ。


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