亀田和毅が判定勝ち、2階級制覇 ボクシング暫定王座決定戦制す

アビゲイル・メディナに判定勝ちした亀田和毅=後楽園ホール

 世界ボクシング評議会(WBC)スーパーバンタム級暫定王座決定戦12回戦が12日、東京・後楽園ホールで行われ、同級2位の亀田和毅(協栄)が同級1位のアビゲイル・メディナ(スペイン)を3―0の判定で破り、世界2階級制覇を果たした。左ジャブを生かしてペースを握り、有効打を重ねた。

 27歳の亀田は「亀田3兄弟」の三男で2013年に世界ボクシング機構(WBO)バンタム級王座を獲得。今回の勝利で兄の興毅、大毅(ともに引退)に続く世界複数階級制覇を達成した。戦績は38戦36勝(20KO)2敗。メディナは25戦19勝(10KO)4敗2分けとなった。


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