「札止め」は88日間で止まる 九州場所、約4百人足らず

妙義龍に寄り倒され、土俵下に落ちる稀勢の里=福岡国際センター

 大相撲九州場所2日目の12日、来場者数が6600人(定員6986人)にとどまり、昨年九州場所4日目から続いていた入場券完売を意味する「札止め」が88日間で止まった。今年は5場所連続で15日間札止めをマークしていた。

 九州場所は不入りに悩まされた時期もあったが、昨年は14日間の札止めと復活。定員の8割が目安となる「満員御礼」は2年連続で15日間を記録する見込みだが、今年はまだ平日の前売り券に若干の売れ残りがある。

 九州場所の境川担当部長(元小結両国)は「力士の奮闘で盛り上がり『行ってみるか』と思ってもらえるようにしていきたい」と話した。


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