バイオリン部門、金川さんが2位 ロン・ティボーコンクール

ロン・ティボー・クレスパン国際音楽コンクールで2位に入賞した金川真弓さん(右端)と、5位の弓新さん(左端)=10日、パリ(共同)

 【パリ共同】若手演奏家の登竜門として70年以上の歴史を誇るロン・ティボー・クレスパン国際音楽コンクール(バイオリン部門)の決勝が10日までパリで行われ、金川真弓さん(24)=米国籍、ドイツ在住=が2位、東京都出身の弓新さん(26)=ドイツ在住=が5位にそれぞれ入賞した。

 金川さんは決勝でブラームスの協奏曲を演奏し最優秀協奏曲賞を受賞。「楽しく弾けて結果がどうあれ良かったと思える演奏だった。今後日本でも演奏する機会を増やしたい」と喜びを語った。

 弓さんは「出せた力は半分ぐらいだったが、良いコンクールだった」と話し、笑顔を見せた。


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