2018年11月11日 09:26 | 無料公開
バチカンのサンピエトロ大聖堂で行われた音楽ミサで指揮をする西本智実さん=10日(共同)
【バチカン共同】女性指揮者の西本智実さんが率いるイルミナートフィルハーモニーオーケストラと合唱団が10日、カトリックの総本山バチカンのサンピエトロ大聖堂で行われた音楽ミサで公演した。14日まで開かれている「バチカン国際音楽祭」の一環で、西本さんが同音楽祭に参加するのは6年連続。
ミサでは、西本さんの曽祖母の出身地、長崎県平戸市・生月島で隠れキリシタンが伝承してきた祈り「オラショ」の起源となったグレゴリオ聖歌などが披露された。
イルミナートフィルハーモニーオーケストラは2013年、アジアのオーケストラとして初めてバチカン国際音楽祭に招かれた。