元大関照ノ富士は全休へ 三段目、来場所復帰見据え

照ノ富士

 大相撲の元大関で西三段目27枚目の照ノ富士(伊勢ケ浜部屋)が九州場所(11日初日・福岡国際センター)を全休することが9日、分かった。師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)が明らかにした。休場は4場所連続。来年1月の初場所での復帰を見据えているという。

 モンゴル出身で26歳の照ノ富士は昨年の九州場所で大関から関脇に転落。今年6月に両膝を手術し、7月の名古屋場所では幕内優勝経験者として初めて幕下に転落した。伊勢ケ浜親方は「今場所は間に合わないが、(来年)1月は間に合いそうということだった。今は治療とトレーニングを頑張っている」と話した。


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