稀勢の里、朝稽古でリラックス 一人横綱で復活優勝目指す

朝稽古で汗を流す稀勢の里=福岡県大野城市の田子ノ浦部屋宿舎

 大相撲九州場所(11日初日・福岡国際センター)で復活優勝を目指す横綱稀勢の里が9日、福岡県大野城市の田子ノ浦部屋で朝稽古を行い、四股やすり足などで調整した。本場所用の締め込みを着け、何度も笑顔を見せるなどリラックスした様子だった。

 白鵬、鶴竜の両横綱が休場するため、日本出身では2003年初場所の貴乃花以来となる一人横綱を務める。稽古後、稀勢の里の取材対応はなく、外出時には迎えのタクシーに近づかないように付け人が報道陣に指示する場面もあった。

 初日は過去2勝2敗の難敵、小結貴景勝との対戦が組まれた。


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