2018年10月24日 10:43 | 無料公開
築地市場
東京都は24日までに、解体工事が始まっている築地市場(中央区)の敷地内に所有物を残し、営業継続を主張している仲卸業者数社と組合に対し、土地と建物の明け渡しを求める仮処分を東京地裁に申し立てた。申請は18日付。
都は11日の豊洲市場(江東区)開場に伴い築地市場を閉鎖した。跡地は2020年東京五輪・パラリンピックの駐車場などにする予定で、解体工事が始まっている。
移転に反対する一部の水産仲卸業者は「築地で営業する権利がある」と主張。築地にあった冷蔵庫などの所有物をそのままにし、敷地周辺で断続的に営業を続けている。