2018年10月24日 10:41 | 無料公開
23日、ペルー・リマで記者会見する女優アンジェリーナ・ジョリーさん(AP=共同)
【リオデジャネイロ共同】国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)特使を務める米女優アンジェリーナ・ジョリーさんが23日、経済・社会の混乱が続く南米ベネズエラを逃れ難民化した人たちが滞在するペルーで記者会見し「この地域は史上最大の人口移動に直面している。難民保護は国際社会共通の責任だ」と支援を訴えた。
ジョリーさんは首都リマや国境で面会した人たちから「国では薬不足で人々が亡くなり、がんや糖尿病の患者が抗がん剤やインスリンの治療を受けられないと聞いた」と述べ、ベネズエラの状況に懸念を表明した。