関空の上期旅客数、7年ぶり減少 台風21号で一時閉鎖が影響

記者会見する関西エアポートの田中淳隆執行役員=23日午後、関西空港

 関西エアポートは23日、関西空港の2018年度上期(4〜9月)の利用状況を発表した。空港が一時閉鎖した9月の台風21号の影響で総旅客数は前年比2%減の1391万人と7年ぶりに前年を下回った。9月だけで見ると前年比48%減の122万人と大幅な減少。好調なインバウンド需要に支えられ、4〜8月の外国人旅客数はプラス11%だった。

 また同社は国際線の冬期ダイヤ計画(10月28日〜来年3月30日)もあわせて発表した。東南アジア路線の新規就航や増便に加え、中国方面への航空便の拡充で、来年3月のピーク時の就航便数は過去最多の週1451便となる見通し。


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