五輪ボランティアに5万人超 6割女性、幅広い世代応募

工事が進む新国立競技場(中央)。手前の円形屋根の建物は卓球会場の東京体育館。上は競技会場が集まる臨海部=7月

 2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は23日、9月26日に募集を開始した大会ボランティアに22日午前10時時点で5万2249人が応募を完了したと発表した。6割が女性で、年齢層は10〜30代が約6割を占める一方、70代以上の人もおり、幅広い世代が関心を示しているという。

 大会ボランティアは8万人を想定し、12月上旬までインターネット上で募る。必要な作業を終えていないものの、登録手続きをした人も含めると9万2920人に上る。組織委の武藤敏郎事務総長は「この時点で確定的なことは言えないが、順調に応募していただいていると考えている」と感想を述べた。


  • LINEで送る