自動車金融事業を統合へ トヨタとマツダ提携拡大

 トヨタ自動車とマツダが車を購入する顧客にお金を貸し出す販売金融事業の統合を検討していることが23日、分かった。トヨタファイナンス(名古屋市)がマツダ系のSMMオートファイナンス(大阪市)の株式を取得する方向で本格交渉に入る。国内の新車市場が縮小する中、トヨタとマツダの提携関係を金融に広げ経営を効率化する。

 SMMオートファイナンスにはマツダが49%、三井住友フィナンシャルグループ(FG)の三井住友銀行と信販大手セディナが計51%を出資しており、トヨタ側が三井住友FG側の持ち分を買い取る調整を進める。


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