2018年10月23日 18:09 | 無料公開
23日、サウジアラビア・リヤドで開かれた投資会議「未来投資イニシアチブ」の参加者(AP=共同)
【カイロ共同】ソフトバンクグループの孫正義会長兼社長が、サウジアラビアの投資会議「未来投資イニシアチブ」で予定していた講演を取りやめた。会議に出席する可能性はあるという。ダウ・ジョーンズ通信が23日報じた。
同会議は23日に開幕し「砂漠のダボス会議」とも呼ばれる。しかし、サウジ政府を批判した著名記者ジャマル・カショギ氏が死亡した事件を巡り、各国要人や大手企業トップの欠席が相次いでいる。
孫氏は昨年も同会議に出席。ソフトバンクは10兆円規模のファンドを2017年に設立し運営しており、同ファンドにはサウジの政府系ファンドが多額の出資をしている。