大阪・百貨店2カ月ぶりマイナス 9月売上高、2度の台風で

 日本百貨店協会が23日発表した9月の大阪地区の百貨店売上高は、前年同月比4・1%減の586億円で2カ月ぶりのマイナスだった。2度の台風による臨時休業や関西空港の一時閉鎖で、国内外からの客足が低調だった。

 商品別では、子ども服が11・2%減、婦人服が6・3%減など衣料品が振るわず、訪日外国人客に人気の化粧品も5・0%減だった。

 京都地区は6・7%減の169億円で2カ月ぶりのマイナス。紳士服が13・6%減と大きく落ち込んだ。神戸地区は7・7%減の98億円で13カ月連続のマイナスだった。


  • LINEで送る