バリアフリー化事業の要件緩和 JSCの助成審査委員会

ひとめぼれスタジアム宮城

 日本スポーツ振興センター(JSC)は23日に開いた助成審査委員会で、スポーツ施設のバリアフリー化事業への助成について、2019年度から要件を緩和することを決めた。1千万円以上の事業や建設後20年以上経過した施設の改修が対象だったが、これらの条件を撤廃する。パラリンピックの選手強化や国際大会開催の助成も対象とする競技団体を拡大する。

 20年東京五輪・パラリンピックの会場を整備する自治体への助成も決まり、宮城県のひとめぼれスタジアム宮城に約6億6600万円など、既に配分済みの福島県営あづま球場を含めた7件に計約29億4600万円を助成する。


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