独首相「力の限り非難」と声明 サウジに説明要求

ドイツのメルケル首相(ロイター=共同)

 【ベルリン共同】ドイツのメルケル首相とマース外相は20日、サウジアラビア政府を批判してきたサウジ人記者ジャマル・カショギ氏が死亡した事件について「力の限り非難する」との声明を連名で発表し、サウジに死亡時の状況や事件の背景に関する詳細な説明を求めた。

 声明はカショギ氏の死を「非常な驚きを持って受け止めた」とした上で、サウジ側のこれまでの説明は不十分だと強調。カショギ氏の死に関与した人物の責任が追及されなければならないとした。


  • LINEで送る