アサンジ氏、通信制限の撤廃要求 ロンドンの大使館に籠城

 【リオデジャネイロ共同】ロンドンのエクアドル大使館に籠城中の内部告発サイト「ウィキリークス」創設者ジュリアン・アサンジ氏の弁護団は、同氏の外部との通信や来客などの制限を定めた大使館作成の取り決め書の無効を求めて裁判所に訴えを起こしたことを明らかにした。エクアドルの首都キトで弁護団が19日に記者会見した。

 エクアドル側は今月11日付の取り決め書の中で、ネットへのアクセスなどを認める一方、他国への干渉と見なされるようなメッセージを発しないなどの決まりを尊重することを要求。これに対し弁護団は、アサンジ氏側に事前の相談のないまま取り決め書が作成されたと批判した。


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