11年ぶりライオン誕生、秋田 大森山動物園に4匹

秋田市の大森山動物園で生まれたライオンの赤ちゃん4匹と母親のトモ=1日(同園提供)

 秋田市の大森山動物園は19日、ライオンの赤ちゃん4匹が9月27日に生まれたと発表した。雄3匹と雌1匹は生後3週間で体重約3キロ、体長約30センチに成長。猛獣舎の寝室で競って母乳を飲んだり、よちよちと歩き回ったり元気な様子だという。

 20日から園内のモニターで見られる。来園者の前にデビューする時期は未定。同園でのライオン誕生は11年ぶり。

 母親は多摩動物公園生まれのトモ、父親は群馬サファリパーク生まれのロアーでいずれも7歳。トモの出産は3回目で、過去2回は産後間もなく赤ちゃんが死んだ。今回無事に子育てする様子に関係者は安堵している。


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