米聖職者の未成年虐待捜査 東部ペンシルベニア州

 【ニューヨーク共同】米司法省は東部ペンシルベニア州でカトリック教会の聖職者少なくとも300人が1950年ごろから数十年にわたり、千人以上の未成年に性的虐待をしていたとされる疑惑の捜査を開始した。米主要メディアが18日、関係者の話として報じた。

 同州の司法長官は召喚状を出し、教会が保存しているとされる内部資料などを要求した。ただ、大半のケースは既に時効を迎えているとされ、どの程度、裏付けが進むのか不透明だ。

 被害者の弁護士は捜査開始について「とても驚いている。歓迎すべき進展だ」と話している。


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