2018年10月18日 21:47 | 無料公開
18日、バチカンでローマ法王フランシスコ(右)と握手する韓国の文在寅大統領(聯合=共同)
【ローマ共同】欧州歴訪中の韓国の文在寅大統領は18日、キリスト教カトリックの総本山バチカンでローマ法王フランシスコと会談した。韓国大統領府によると、法王は文氏から北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の訪朝要請を伝えられ、「公式の招請があれば行く可能性がある」と応じた。
歴代法王が北朝鮮を訪れたことはないが、現法王は2014年に訪韓して南北の平和と和解を願うミサを行うなど、朝鮮半島情勢に強い関心を示している。
北朝鮮はトランプ米政権との非核化交渉難航も想定し、法王に米国や国際社会との橋渡し役を期待している可能性がある。