国交省、沖縄県に意見書提出要求 辺野古問題で

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設問題で、国土交通省は18日、沖縄県に対し、沖縄防衛局が国交相に申し立てた辺野古沿岸部の埋め立て承認撤回処分の効力停止に対する意見書を提出するよう求めた。期限は25日。

 18日午前、国交省職員が県庁を訪れ、県の主張をまとめるよう文書で要請した。意見書が提出され次第、審査に入る。

 辺野古移設を巡っては、沿岸部の埋め立て承認を撤回した県への対抗措置として17日、沖縄防衛局が行政不服審査法に基づいて国交相に審査を請求し、撤回の効力停止を申し立てていた。


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