ロボットが障害者や家事の手助け 展示会で最先端の腕前を披露

早稲田大の岩田浩康研究室が開発した「第三の腕」の実演。指示通りにペットボトルを取った=17日午後、東京都江東区の東京ビッグサイト

 暮らしや産業に役立つロボットを集めた展示会「ワールドロボットサミット2018」が17日、東京ビッグサイト(東京都江東区)で始まった。身近にロボットを取り入れる機会を広めようと経済産業省が初めて開き、障害者や家事の手助けなど最先端の腕前が披露された。開催は21日まで。

 展示会には91の企業や団体が参加した。早稲田大の岩田浩康研究室は「第三の腕」と呼ばれ、人間とロボットが一体になって作業できる技術を出展。ロボットや専用の眼鏡を装着して取りたい物に顔を向け、「ペットボトルを取って」などと呼び掛けるとその通りに稼働する。


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