絢香、「なりたい自分」を紡ぐ 作詞時の心掛け語る

表彰式に登場した絢香=16日、東京都内

 歌手の絢香が東京都内で、第22回手帳大賞の表彰式に登場。思わず手帳にメモしたくなる「名言」を選ぶ部門の審査員を務め、シンガー・ソングライターとしての言葉との向き合い方を語った。

 手帳大賞は手帳販売大手「高橋書店」が主催。「名言大賞」には2万通を超える応募の中から、9歳女児が友達と大げんかし、「一生遊ばない」と言い合った後で発した言葉「明日また友達になる」が選ばれた。

 受賞作について絢香は「大人になるとなかなかできないし、浮かばない。シンプルだけどなんてすてきな言葉なんだろう」と感銘を受けた様子。作詞をする際の心掛けを聞かれると「メロディーと言葉の相性を常に考える」「なりたい自分や、こうしたいと思うことを紡いでいくことが大事だと思っている」と話した。

 絢香は今回、高橋書店のために楽曲「365」を書き下ろし、名言大賞の受賞作をモチーフにした映像作品(特設サイトで公開中)で使用されている。


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