新聞大会「歴史の記録者」を強調 仙台で開催

 日本新聞協会主催の第71回新聞大会が16日、仙台国際センター(仙台市)で開かれ、新聞、通信、放送の報道各社の代表ら約480人が参加した。

 地元紙の河北新報社(本社仙台市)の一力雅彦社長はあいさつで、各地で災害が多発していることを指摘。東日本大震災で被災した仙台市荒浜地区を、新聞協会メンバーで訪れたことを紹介し「震災の記憶を風化させてはならないとの気持ちを強くした」と述べた。また「歴史の記録者、時代の目撃者」としての新聞の意義を強調した。

 2018年度の新聞協会賞6件の授賞式や「新聞界の直面する諸課題―新聞力を磨く経営戦略」をテーマにした座談会も行われた。


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